今日は豚さんのお話です。





私たち養豚業を営む者にとって、大きな悩みの種の一つが昨今の飼料価格高騰です。

2年ほど前から徐々に上がり始め見る見るうちに上昇していきました。

ですから、エサの効率的な利用は経営を左右する大きな要因となります。

しかし、飼料価格は輸出国側の出来不出来や世界情勢によって変動するため、自助努力ではどうにもならないことがあります。




私たちにできることは、要求率の高い豚の育種改良であったり、飼料の効率的な使用に力を注ぐことだと思います。

特に日々の管理の中で給餌量の適切な管理は重要です。

必要な時に必要な量の給餌ができているか？




エサこぼしなどの無駄エサはないか？




また、豚舎内の温度も重要です。夏に比べて冬は寒さのため食加量が増えます。




体の大きさに合わせた適温を保つことで無駄食いを防げます。



今年は暖冬の予想で少しホッとしていますが、餌代削減のためにできることを今のうちからしっかり準備していきたいと思います。