人材育成と2:6:2の法則

2023年10月11日

こんにちは、齋藤です。

みなさんは垣根良助さん著『信長の原理』という本を読んだことがあるでしょうか?

人材育成と2:6:2の法則


織田信長の生涯を描いた歴史小説なのですが、作中に興味深いエピソードが登場します。

表紙絵にもありますが、信長は若いころから餌を運ぶ蟻の集団を見て、自軍の分析の参考にしていたというものです。

いわゆる「2:6:2の法則」が蟻にも人間にも当てはまることに気づいた信長は、なぜそのようなことが起こるのか考えます。

明確な答えが見いだせず悩み憤りますが、本能寺の変で絶命する刹那に答えにたどり着くという展開です。

人材育成と2:6:2の法則


代表の鳥居と人材育成の話をしているときにこの話題に至りました。

2:6:2の法則が発生する要件は何か?

人材育成と2:6:2の法則


私たちは「複数人で同じ業務をこなし、それを上司が優劣をつけることで発生するのではないか?」と考えました。

そうであれば、個々の能力が輝ける場所を提供し、比較で優劣をつけない会社作りができれば「2:6:2の法則」は発生しないということになります。

人材育成と2:6:2の法則


大企業になればなるほど同じ業務を複数人で受け持つ機会は増えますが、私たちは社員38名の中小企業です。

私たちだからこそできる理想の人事と人材育成の形を模索しながら会社として成長していきたいと思いました。



同じカテゴリー(スタッフ日記)の記事
華道と茶道の体験会
華道と茶道の体験会(2024-09-27 16:18)

この記事へのコメント
最近の学説では、他の蟻たちがすべて倒れたような非常時に、突如として働かない蟻たちが動き出し、交代要員となっているとのことでした。
信長も優秀な人間ばかり集めて、新しい組織を作っても、やはりまたこの割合で働かない者が出ると言っていますので、これは誰かが格付けをするのではなく、システムがHigh. Normal. Emergencyの役割分担をしているのではないかと思います。
Posted by てーぷ at 2024年09月05日 00:22
人間は必要に駆られないと活躍することは難しいということなのでしょうか。
組織マネジメントのヒントがありそうです。
コメントありがとうございます!
Posted by 春野コーポレーション春野コーポレーション at 2024年09月05日 14:17
人間は必要に駆られないと活躍することは難しいということなのでしょうか。
組織マネジメントのヒントがありそうです。
コメントありがとうございます!
Posted by 春野コーポレーション春野コーポレーション at 2024年09月05日 14:18
人間は必要に駆られないと活躍することは難しいということなのでしょうか。
組織マネジメントのヒントがありそうです。
コメントありがとうございます!
Posted by 春野コーポレーション春野コーポレーション at 2024年09月05日 14:18
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
ホーム
削除
人材育成と2:6:2の法則
    コメント(4)